牛さん(Gateway)マシンを購入して3年が過ぎてパーツ保証も切れて、ましてやスペック不足で
泣く場面が多数出てきた為、ついにジリ貧改造を決意!
まあ保証切れる前からHDD新に装換してて既にGateway改仕様になってたけどね(笑)
牛さんPCをお持ちの方で改造を…とお考えの方のご参考になれば良いかと思ってます。
|
さて今回、新たに買い直したパーツはCPUと マザーボードとグラフィックカード。
マザーボードは妥協しませんでしたので新品です (サウンドレスタイプ)
CPUはたまたま中古のセレロン1.1Gが売ってたので
それに決めて〜(中古のCPUはクロックアップして
使用されていた可能性もあるのであまり手を出さない
方が良いらしい…返品が効かないということも大きな
要素だと思うんですけどね(^^;)
それとグラフィックカードです。 |
|
とりあへず牛さんマシンのスペック(購入時のデフォルト値)を公表しておきましょう。
型番 | Gateway GP-6 350 |
CPU | Pentium2-350MHz(クロック周波数100×3.5倍) |
チップセット | Intel440BX |
メモリ | 64M(PC100規格) |
VGA | NVIDIA RIVA128ZX 8M (オンボードAGP直付け) |
HDD | Quantum Fireball EX64A(6.4G 5400回転 U-ATA33) |
サウンド | Sound Blaster PCI 64D(オンボード) |
電源 | 200W電源 |
*オプションによりCD-ROMからDVD-ROMに変更 |
と、まあこんなですが途中からこんだけ改良されてました(ある意味使用後です)
型番 | 上と同じ |
CPU | 上と同じ |
メモリ | 192M(128M+64M) PC100 CL2 |
VGA | 2D:NVIDIA RIVA128ZX 8M NV3T(オンボードAGP直付け) 3D:Voodoo2 12M(PCI接続) |
HDD | ドライブ1:IBM-DPTA-371360 13.6G 7200回転 ATA66
ドライブ2:Quantum Fireball EX64A 6.4G 5400回転 ATA33 |
サウンド | Vortex AU8830(メルコ製SDP-AU30 光出力付き) |
BIOSがPentium2-450MHzまでしか対応しないことと、オンボードVGAなのでCPUとVGAの
買い直しが確定的に…
資金的にセレロンマシンで組むことにしたのでメモリとHDDとサウンドとケースはそのまま流用
しました。おかげで購入(改造)費用は2万7千円で済みました(^^;
|
改造に差し掛かる前にやっておくことが…
まずは元のPCでネット検索を使って新パーツの情報を入手しておくこと!
自作用マザーのマニュアルは大半が英語なので各マザー会社のHP(又は日本代理店サイド)
で日本語マニュアルをDLし、プリントアウトしておくことを推奨します!
(セカンドマシンあればそっちの方にマニュアルデータを入れておけばプリントアウトの大手間
を省くことができるんですけどね(^^;)
さて下準備も完了し、裏の端子を全部引っこ抜いて改造に取り掛かりました。
このケースだと電源を外さないとマザーを取り出せないのでまずは電源を外す。
そんでもって内部端子を全部引っこ抜く→マザーを外す。
|
マザーボードを無事取り出しました。 画像は新旧マザー比較です。
(右が牛さんマザー、左が新マザー) 牛さんマザーってATXマザーの中で幅が広かった
とは…VGA内臓のせいかも…しかしPCIスロットが 激少ないですね…メモリスロットも2つしかないし…
Slot1規格のPentium2やたらと大きいです… ヒートシンク装備で幅利かせてますね(笑)
それに比べて左の新マザーはSocket370仕様で CPUも小さい!メモリスロット3つ!PCIスロットも
6つ! ISAはもう過去の産物になってしまいました…
|
|
Slot1のCPUはカードリッジ式で抜き差しし易かったんですが、今のCPU(Pentium4やSeleron又は
AMD系)は、ちょいとコツが要るようです。このマザーではソケット部分の板バネの下に基盤との接触
を防ぐプラスチックカバーが付いてましたので、CPU取り付け取り外しの際に少々接触しても大丈夫な
ものと思います。でも力掛かり過ぎると破損する可能性も…
あと余談ですがCPUをシートヒンクから外す際もIntel系ではCoppermineなどのコアむき出しのCPU
に関しては無理に外すとコア欠けする可能性有りなので注意が必要です。
でもCPUクーラーをより冷却性の高い他社製に変えたりと自由度は高いのが特徴であったりします。
それとマザーにはCPUクロック用ジャンパ設定スイッチがむき出しになっているのですが、ここでは
BIOS内でも変更可能な設定にしておきましょう。
|
さて話を進めましょう。CPUを先に取り付けてから新マザーをケースに固定させます。
次はメモリを取り付けて電源を再設置します。牛用電源ゲーブルは結構短いのでマザーのコネクタ
部分にはギリギリの長さでなんとか付きました(^^;
できればマザーの電源コネクタ部分がメモリやIDE接続部分に有るタイプの方が良いと思われます。
次にフロッピーケーブルを付けてHDD用のプライマリーIDEケーブル→CD-ROM用セカンダリIDE
ケーブル設置。
|
ここまで順調にきましたが、ここでトラブル発生!! なんと牛さん用の電源・アクセスランプのスイッチ
コネクタが特殊だった…。形状が合いません…(>_<)
とりあへずケースの電源スイッチさえ使えたら 良い訳でして…それだけでも繋げる方針に変更
です。ここでマニュアルの登場!
|
|
スイッチピンの場所を確認したので、スイッチ用 ケーブルだけ牛マシン専用コネクタから取り外し、
マザーの電源スイッチ用に付けました
普通、プラス・マイナスとケーブルには極性があり ますが、スイッチケーブルには極性が無いので
苦労せずつけられました〜〜。
って画像見てもらうとわかるのですが、かなり強引 な付け方ですけどね(^^;
まあなんとか問題解決しました。 |
|
あとは順調にすべてのコネクタとVGAと サウンドカード取り付け完了!
とりあへず装換完了です。
(SCSI等外部接続機器の話は 省略いたします。) |
|
さて、背面コネクタに再びケーブルを付けて、いざ電源投入!
お…BIOSの画面になった。成功だ!!接続に関して問題無く動作しておりますよ!!(感激
自分は自作初心者なのでクロックアップせず、定格で動作させておくことにしました。
マニュアルはBIOS画面設定で特に読む必要があります。どれもこれも難しいんですが…(^^;
ひとまず設定も完了しWindowsのインストールに取り掛かりました。
問題なくインストール完了し…と思ったらインスト画面の残り13分で原因不明のフリーズ…
これに悩まされかなり時間をロス。BIOS画面でデフォルト値に戻して再びトライすると、今度は
大丈夫でした。何でだろ…
とりあへず無事改良完了です。
結局1日掛かってしまいましたが、自作機製作に自信がつきました。(^^)
しかし問題がひとつ…サウンドカードインターフェイスから接続するジョイパッドが使えない…
ひとまず使ってないのでなまあ、良いんですが…
そこら辺はオンボードかサウンドブラスター系の方が良さそうです…。
とりあへずお話はここでおしまい〜〜。
実は改造プロジェクトはこれは中途経過です。第二期工事の模様は次のページ(笑) |